乾燥肌とお肌のバリア機能との関係

menu
乾燥肌とお肌のバリア機能との関係

乾燥が肌にとって一番悪い影響を与えます、冬に乾燥肌がひどくなるのはそのためですが、加えて寒さによる血行の悪化があります。乾燥と寒さが肌を守るバリア機能を乱し、さまざまな肌トラブルの原因になります。

ここではバリア機能と乱れた場合の対策を説明しましょう。

■バリア機能とは

■バリア機能とは

この機能は本来持っている肌を守る機能です。肌の上には脂質の膜があり皮膚を守っています。この脂質は直接外部とさらされており、洗っただけで落ちてしまったりどうしても不安定です。

なので大切なのが皮膚組織の一番表にある「角質層」です。この組織は0.02ミリと薄いのですが、乾燥や外部刺激などから肌を守る重要な役目をもっています。構造は、角質細胞をレンガ、細胞間脂質をセメントとした壁をイメージするとわかりやすいです。

これが規則正しく積み重ねられた造りが肌のラメラ構造とよばれるものです。規則正しい構造がゆるむと、水分を失いやすくなり、外部刺激をうけやすくなります。これは肌の再生サイクル(ターンオーバー)によって正常に維持されています。

■バリア機能の乱れを防ぐためには

バリア機能の乱れは主に角質層のラメラ構造に問題があります。本来の規則的なラメラ構造がゆるくなる原因としては、細胞内の水分量のばらつきによる角質細胞サイズのばらつき、細胞間脂質の不足によるものがあります。

ターンオーバーがきちんとされていれば、再生されます。再生されない原因は乾燥肌をはじめとする肌の再生サイクルの乱れがあるのですが、寒さによる血行低下での皮膚組織の栄養不足も関係しています。

■ヒルドイドクリームで機能を正常に

■ヒルドイドクリームで機能を正常に

ほかの保湿成分は肌表面でうるおいを与えたり、膜をはったりするものですが、ヒルドイドクリームは違います。ヒルドイドの薬効成分は、ヘパリン類似物質です。血液が固まる作用をおさえる機能をもつ物質であるために、肌組織の内部に浸透します。

そして肌の再生サイクルの元である基底層に作用します。具体的には血行を増進させます。そして基底層はサイズの揃った角質細胞と適切な量の細胞間脂質を生み出し、ラメラ構造を正常化させます。その結果として保湿作用があります。

他の保湿成分は、肌表面の防護機能を回復させた結果として肌の再生サイクルも戻すという二次的作用ですが、ヒルドイドは皮膚内部の細胞の再生への直接作用なので、効果も早く根本的なものになります。

気をつけたいのは、ヒルドイドクリームは血行を増進させるために、血管が目立ってくる可能性があります。例えば赤ら顔、ほほが血管が浮いていて赤い、そのような方での皮膚の薄い部分に長期使用する場合は、美容部員など専門家に相談したほうがいいでしょう。

■まとめ

ほかの保湿剤とヒルドイドクリームの違いをわかっていただけたでしょうか。肌表面に作用させる今までの肌ケアも継続させ、加えてバリア機能の正常化のために皮膚組織の内部で作用するヒルドイドも考えてみてはどうでしょうか。最近は広く使われているものです。